一般的に「ニンニク」と言えば・・・
滋養強壮・精力増強
臭い
とイメージされる方が多いと思います。 |
ニンニクの歴史
ニンニクは5000年以上も前からエジプトでピラミッドの建設時に 苛酷な労働のスタミナ源として食べられていたのです。
その後ニンニクはアラビア・インドを経て、中国朝鮮に伝わり、 約2000年前に日本に渡ってきたと言われています。 肉の防腐剤または料理のスパイスとして世界中で愛用されてきました。
|
| ニンニクの秘密 |
1.強烈な臭い成分「アリシン」
ニンニクは、そのままではほとんど臭いはないのですが、少しでも傷をつけると強い臭いを発します。それはニンニクの成分「アリイン」が酵素「アリナーゼ」によって「アリシン」に変るからです。
この強烈な臭い成分「アリシン」こそニンニクのすぐれた成分なのです。
2.「アリシン」こそニンニクパワーの原動力
アリシンは、体内のタンパク質・糖質・脂質と結びつきタンパク質アリシン・糖質アリシン・脂質アリシンというアリシン複合体へ変化します。
このアリシン複合体がニンニク=スタミナというイメージを支える原動力なのです。
アリシンは、強力な抗菌力とともにコレステロールに対する働きでも有名な成分です。
3.血液循環促進
アリシンは体内で脂質と結びつき、「脂質アリシン」としての働きをします。
抗酸化作用のほかに、酸素を運搬して細胞を活性かし、血栓の分解を行います。
これらの作用は、若返り、老化防止だけでなく、冷え症、更年期障害、不眠、便秘などにも効果的です。アリシンにビタミンEが加われば、体の総合力はさらに強まります。
4.快食・快便・快眠
■快食(食欲増進)
ニンニクは洋の東西を問わず世界的に使われているスパイスですが、アリシンは胃腸を適度に刺激して消化機能を高めます。
つまり食欲を増すだけでなく、食べたものがしっかり消化吸収されます。
■快便(便秘・下痢)
ニンニクが便秘'胃腸障害によく効くことは古くから伝えられています。
アリシンはビタミンB1と結合し、アリチアミンに変化、腸壁を刺激し、末梢血管を拡大して腸のぜん動運動を活発にします。
同時に、神経組織にも鎮静、安定作用を与え整腸機能を正常化します。
細菌性の下痢症状に対しては、抗菌力の強いアリシンで解消します。
■快眠(不眠症)
ニンニクには交感神経を鎮めて、副交感神経を働かせる強い作用があります。
副交感神経が働き始めると、体の緊張はゆるみ、末梢血管は拡張して 血行が盛んになり、体温も上がって、快眠の条件が整っていきます。
5.欧米では女性にも人気
●更年期障害
ニンニクには更年期障害の原因であるホルモンの分泌をうながして、アンバランスを是正する働きがあります。
●冷え症
最近、職場や家庭での冷房病も加わり、冷え症の悩みは深刻な問題となっています。
冷え症をはじめとする不定愁訴の多くは、女性ホルモンの分泌異状が原因ですから、治療にはふつうホルモン剤が使われます。
アリシンには、体内のホルモンアンバランスを是正するはたらきがあり、血行を旺盛にし、体全体の保温作用を高める効果もあります。
●美容とニンニク
古くからニンニクを常食している中国や朝鮮の女性は、きめが細かく美しい肌をしているといわれます。
ニンニクは「食べるスキンケア」ともいわれ、細胞活性作用があって、全身の細胞をいきいきとさせ、皮膚の老化を防ぎます。また、血管を拡張して血行をよくしますから美肌を保ちます。
|
|
|